ママチャリ(軽快車)や安物クロスバイクに使用されているタイヤ(チューブ)のバルブキャップは英式です。GIANTのCS3000も純正は英式バルブが使用されています。
出先でのパンク修理で英式バルブのチューブに交換した時にバルブキャップを紛失。
交換したシュワルベのチューブはバルブの中に弁となる芯があるため、緊急で購入したダイソーのスーパーバルブのキャップは使用できず…
後日、英式バルブキャップと仏式バルブキャップに互換性があることを知り、仏式バルブキャップを装着しました。
英式バルブに仏式のキャップを代用することになった理由
サイクリングに出かける際は基本的に予備のチューブは2本持って行ってます。というか走行距離に対して予備チューブの本数を変えるのが面倒なので常に2本のチューブを自転車のカゴに入れてます。
通販でチューブを購入していますが、この日は1本しか予備チューブを持っていなくて次のサイクリングが近いこともありイオンバイク購入することにしました。
イオンバイクは愛用してる「シュワルベ」のチューブが置いてあるので急ぎの時にはよく利用します。
英式バルブと米式バルブはバルブ径が同じなので、空気圧の管理から米式バルブを好んで使いますが、イオンバイクだと700Cは英式バルブと仏式バルブしか見かけません。
なので、英式バルブのチューブを購入して、翌日にサイクリングに出かけました。
サイクリング中にパンクしたのでチューブ交換。予備チューブは米式バルブと英式バルブの2本。先に消費したい英式バルブのチューブに交換しました。
しかし、交換して空気を入れて終わりキャップを締めようとしたらキャップを紛失。シュワルベのチューブは透明なキャップのため30分探して見つからず。
キャップ無しで急に空気が漏れる事は無いので諦めてキャップ出発。
サイクリングの途中でダイソーに寄りスーパーバルブを購入して付属のキャップを使うことにしましたがシュワルベの英式バルブと相性が悪く使えませんでした。
ダイソーのスーパーバルブのキャップの内部に突起がありました。
この突起が悪さをして、シュワルベ英式バルブ内部の弁を押し出して空気が漏れます。そのため、帰宅してシュワルベの英式のキャップを探します。
ですが、キャップだけはありません。
代わりに「英式/仏式対応」の仏式バルブのキャップが売ってるのが分かりました。
仏式キャップの一例。
もしかしたら英式バルブに仏式バルブのキャップは使えるかもしれない、そう思ったのです。
英式バルブのキャップと仏式バルブのキャップは共通してる
シュワルベの英式チューブ(17DV)のバルブコアをパナレーサーの米式バルブアダプタに交換したので、余ってた英式バルブコアと仏式バルブの予備チューブ(シュワルベ 17SV)と並べてみた。
バルブ先端のキャップが入るネジが同じように見えるので、仏式バルブのキャップと英式バルブのキャップは共通してそうです。
しかし、いきなり仏式のキャップを購入して合わなかったらと思うと購入に踏み切れません。
なのでポンプ付属の仏式アダプタを試します。パナレーサーのフロアポンプに付属している「仏式→米式」変換アダプタです。
仏式アダプタが英式バルブコアに装着出来ました。試しに空気も入れてみましたが入ります。
これなら、仏式バルブのキャップを購入しても使えそうです。
空気入れに関しては「シュワルベ英式バルブチューブは仏式ポンプに使える」に書いています。
通販で仏式バルブのキャップだけ購入すると送料が掛かるので、近所のイオンバイクで仏式バルブのキャップを買いました。
イオンバイクはバルブキャップなどの小物品が充実してて、たまに在庫処分のセールもしてるので意外と便利です。
早速、お店の駐輪場で仏式バルブのキャップを取り付けます。
バルブコアに仏式のキャップを装着しました。
ネジのピッチや径も合ってるようでキャップが違和感なく入ります。最後は、キャップが空回りすることなく締め付けてる感触もありました。
仏式キャップを取り付けた写真だと、赤いキャップがバルブコアに最後まで入ってないように見えますが、キャップ無しの状態の写真を見る見元々ネジ山でないのでこれで大丈夫です。
キャップの背も高いのでバルブコアの芯に当たらず空気が漏れません。
シュワルベの英式バルブコアは独特なので、キャップ紛失時の代用として仏式バルブのキャップが使用できます。安っぽいゴムのキャップから変えるのもいいですね。