自転車の後輪からカタカタと振動が伝わったのでハブを点検した | まちぽた

自転車の後輪からカタカタと振動が伝わったのでハブを点検した

自転車いじり

クロスバイクGIANT CROSS3000、ペダル漕いでると後輪からカタコトと言うかカタカタと音が伝わってきました。音は、耳から聞こえてくるサウンドではなくペダルから足裏に伝わってくる感じです。

チェーンの油切れの時は「キュリュキュリュ」とか「チャリチャリ」と鳴り、自転車に乗ってない人も分かるぐらいの音が聞こえます。今回は振動で、自転車に乗っている人以外は分からないでしょう。

振動は軽い感じではなく、どちらかと言うと鈍い感じがします。ペダルを漕いでるときに発生して、特にギアを重くするほど強く伝わるので漕ぐトルクが増すと強く感じます。

最近、ハブシャフトを分解してグリスアップしたので、これが原因かと思いハブを確認することにしました。

素人作業や素人見解です。管理人が後で見直すためにメモとして書いてるので、How-Toやノウハウ的な内容ではありません。
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ハブシャフトに若干のガタ付きがある

自転車から後輪を外してさらにクイックレリーズも外しました。

この状態で、ハブシャフトを手で動かします。若干カタカタとぐらついてる感じがしたので、玉当たりのナットが緩いもよう。

このまま締め付けて玉当たり調整したのですが、ホイールの回転が重いというか引っ掛かりを感じる。

元々、2月にメンテナンスしたときに玉当たりナットが虫食いの状態だったのでゴリゴリ感や抵抗がありますが、以前ホイール回した時と何か感触が違います。

違和感あったのでハブシャフトを取って中のベアリングの状態を見ました。スプロケットもホイールから外した。

ハブシャフトのナットは、スプロケットと反対側を外しました。

ハブシャフトを外してベアリングの状態を見ましたが玉の銀色も見えてグリスも切れ気味になってました。

ベアリングを取り出したハブ
ベアリングを取り出したハブ

ベアリングを磁性のあるマイナスドライバーで取り出しました。

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ハブベアリングとハブの中を洗浄

ハブベアリングとハブの中をパーツクリーナーで綺麗にして、グリスを塗ります。

取り出したベアリング
取り出したベアリング

ベアリングは無くさないように、左右別々で容器に入れます。

パーツクリーナーでベアリングを洗浄
パーツクリーナーでベアリングを洗浄

金属のトレイで洗おうと思いましたが、面倒くさいのでプラスチックの容器にパーツクリーナー吹きかけて浸けておきます。

その間に、ハブの中も清掃。

ハブの中も清掃する
ハブの中も清掃する

ウエスをドライバーでグイグイっと。

グリスをお湯につけて柔らかく
グリスをお湯につけて柔らかく

少し寒くなってきたのでグリスを柔らかくするために、お湯を入れたバケツに入れて温めます。気温10℃前後で効果あるかは分からないですが。

洗浄したベアリング
洗浄したベアリング

ウエスでベアリングを拭いて容器に戻しました。

ハブシャフトも綺麗に拭き取りました。

ハブベアリングのグリスアップ

ハブ側の受け皿にグリスを盛ります。ハブシャフトを先に入れるスプロケット側のベアリングから作業。

ハブのベアリング受け皿にグリスを盛る
ハブのベアリング受け皿にグリスを盛る

続いてベアリングを入れる。

ベアリングを入れる
ベアリングを入れる

さらに上からグリスを入れます。

ベアリングの上からグリスを入れる
ベアリングの上からグリスを入れる

グリスを盛ったら、ハブシャフトを入れます。

ハブシャフトとベアリングが落ちないように注意してホイールをひっくり返す。反対側も同様にグリスアップします。

ベアリングを入れてグリスアップした
ベアリングを入れてグリスアップした

左側は、分解してベアリングを取り出す際にダストカバー?のシールが取れたので、ベアリングの上から盛大にグリスを盛り付け。

ダストカバーのシールは綺麗にしてから取り付けます。

ハブナットを取り付け
ハブナットを取り付け

玉当たりナットとハブナットを装着。

玉当たり調整して、シャフトにガタ付きが無くホイールの回転も抵抗が無く「にゅ~」って感じで一発で仕上がった。玉当たりナットの虫食いで多少はゴリゴリ感ありますがまあいいでしょう。

調整が良い感じになったので、ハブスパナで玉当たりナットを動かさないように押さえつつハブナットを締め付けて作業完了。

グリスがかなりはみ出たので拭き取りました。

スプロケットも清掃してからホイールを自転車に取り付け

スプロケットも清掃した
スプロケットも清掃した

スプロケットはボスフリーなので、中のラチェットの部分に気を付けてながらパーツクリーナーを吹き付け。幅の細長いブラシでギアとギアの開いたを磨く。

厚紙などを巻いたペーパータオルをギアとギアの隙間に入れて拭き取った。

真っ黒だったのが綺麗になりました。

スプロケットをホイールに組み付けて自転車に装着。

自転車にホイール装着
自転車にホイール装着

スポークプロテクターは外しました。

外したスポークプロテクター
外したスポークプロテクター

リアディレイラーの調整(可動域の調整)をしっかりしていればチェーンが内側に外れることは無いので、スポークプロテクターは外しました。

ハブベアリングのグリスアップでカタカタが無くなった

カタカタが消えたか確認をするために近所を少し走ってきました。

変速して重いギアも使ってペダルを漕いでも後輪からペダルにカタカタと振動が伝わらなくなりました。ベアリングのグリス切れが原因だったようです。

スプロケットも清掃したのでチェーンに注油も考えてましたが、先日注油したばかりでまだ110km程度しか走っていません。原因を特定しずらくなるので注油はやっていません。

素人の修理(点検)で今回のようなことは初めてだったので、複数の事をいっぺんに行うと何が原因か分からなくなります。

面倒で手間も時間もかかりますが一つ作業してから走って確認したほうが、あとあと整備記録としても良さそうな気がします。

ハブベアリングのグリスアップは今年2月にメンテナンスしたとき以来で、サイクルコンピューターから総走行距離は3047kmでした。

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