軽快車にVブレーキレバーとキャリパーブレーキレバーによる違い | まちぽた日記

軽快車にVブレーキレバーとキャリパーブレーキレバーによる違い

自転車いじり

折りたたみ自転車(軽快車)の整備でVブレーキレバーに交換してブレーキの効きが弱く感じたので、一般車用のレバーを購入して交換しました。

レバー握った感触は柔らかく、ブレーキもきっちり効いています。キャリパーにはキャリパーブレーキですね。

素人作業や素人見解です。管理人が後で見直すためにメモとして書いてるので、How-Toやノウハウ的な内容ではありません。
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Vブレーキレバーに交換したらブレーキの効きが悪い

折りたたみ自転車のブレーキはフロントは鉄板のシングルピボット、リアはバンドブレーキのよくあるママチャリと同じブレーキです。

サビてレバーの軸にガタが付いてた元々のレバー、ワイヤーやシュー交換するついでにレバーも交換。レバーはVブレーキの物にしました。

キャリパーとVブレーキのレバーではブレーキの効きが変わると事前に知っていましたが、シマノの安心感と駄目ならクロスバイクに使えるのでVブレーキ用レバーに変えました。

シマノ BL-T4000
交換したシマノ BL-T4000

レバーにガタ付きは無くしっかりと作られている印象。

試走した感じは、走行中(多分10~15km/hぐらい)にブレーキを掛けて止まるものの、「止まる」という感じはなく減速してる感じに近いです。

止まった状態でレバーを目一杯握って自転車を押すと、タイヤが動き出します。

レバーの遊びは少なめにしています。ちょっと握るだけでブレーキシューがリムに当たる「当たり?」のようなのはハッキリと分かるのですが、なかなか止まらない。

レバーの感触は軽く、ブレーキシューがリムに当たると、当たったのがハッキリわかるぐらいに固いものに当たった感じがします。シューのゴムっぽい感触はなし。

それで、その当たった感じからさらにレバーを握ろうとするとこれ以上ブレーキを掛けれない状態。その状態でも自転車を前に強く押すとタイヤが回ります。

Vブレーキレバーの感触が好みだったのですが、効きが悪いといったところです。

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軽快車用のキャリパーブレーキのレバーに交換

Vブレーキ用レバーの効きが悪かったので、キャリパー用のブレーキレバーを購入。

軽快車用ブレーキレバー「アライ AF200」
軽快車用ブレーキレバー「アライ AF200」

ブレーキレバーはARAIの「AF200」。

レバーがアルミですが、ハンドルに固定するクランプ側は樹脂にアルミ風の塗装をしているようです。レバー触ると冷たいのに、クランプ側は温かい。リーチ調整用のボルトも付いていてハンドルとレバーの間隔をも調整できます。

ただ、レバーの軸も最初からガタ付きがあり作りが今一つな印象。

肝心のVブレーキのレバーとキャリパーブレーキのレバーの違いについては、レバー軸とワイヤーのタイコを入れるリングまでの距離が変わってます。

Vブレーキ用とキャリパー用レバーの比較
Vブレーキ用とキャリパー用レバーの比較

レバーの軸からワイヤーのタイコを装着するリングまでの距離はVブレーキ用が長いです。この違いで、レバーを握る時のワイヤーを引っ張る量が変わってきます。

その他の違いは、ワイヤーのテンションを調整するアジャストボルトの有無でしょうか。

Vブレーキはブレーキ側にアジャストボルトが無いのでレバー側についています。キャリパー用との違いに関係はなさそうです。

Vブレーキレバーからキャリパーブレーキレバーに交換
Vブレーキレバーからキャリパーブレーキレバーに交換

Vブレーキのレバーをキャリパーブレーキのレバーに交換。

レバーの交換はタイコを外すだけで行えますが(グリップも外す必要あり)、軽快車だとスポーツ車の用にブレーキの開放は使えないのでワイヤーを固定してるボルトを緩める必要があります。

ワイヤーが緩み動くようになったら元のレバーからタイコを外して新しいレバーと交換します。

ブレーキを掛けながらワイヤーを固定
ブレーキを掛けながらワイヤーを固定

テンションボルトを少し緩めてブレーキを掛けた状態でワイヤーを引っ張って仮固定。テンションボルトを戻してレバーの遊びを確認して問題ないようなら本締め。

手を離すと若干ブレーキのバネ戻り遊びが広くなるので、ブレーキ掛けた状態のさじ加減が難しい。

フロントは、アウターケーブルの不要なエンドキャップがあったので取り外すために、一旦ワイヤーを抜きます。アウターケーブルの両端のエンドキャップが錆びてたのでカットして新しいエンドキャップにも交換しました。

アウターケーブルのエンドキャップ
アウターケーブルのエンドキャップ

元々、レバーが側に付いてたのを間違えてブレーキ側に付けてました。元のレバーも交換したのでワイヤーをカットしてアウターのエンドキャップを外します。

エンドキャップを新しいのに交換した
エンドキャップを新しいのに交換した

カットしたときにアウターケーブルが潰れて千枚通しで穴を広げたものの、一度ブレーキに固定したワイヤーは潰れてて通しにくく最後は頭出たワイヤーをプライヤーで引っ張り出しました。そのため、元々長めにカットしてたワイヤーをギリギリの長さに大幅カット、ワイヤーのエンドキャップもギリ付けれる長さに。

レバーとグリップを取り付けた
レバーとグリップを取り付けた

フロントブレーキの遊びと左右の位置も調整してレバーの交換完了。最後に、購入してたグリップも取り付け。

キャリパーブレーキのレバーはブレーキがしっかり効く

自転車に乗って押すだけでも違いがハッキリと分かりました。

キャリパー用のブレーキレバーは、リアはタイヤがロックして、重心が前乗りになるとタイヤのグリップに負けて滑ります。フロントも、タイヤがロックして後輪が浮き上がりました。

Vブレーキ用のレバーだと後輪が浮く前に前輪が動くので、効きが違います。

試走して、走行中からブレーキを掛けると、止まる感じで効いてます。Vブレーキ用レバーの減速するのとは明らかに変ってます。

レバーの感触は、Vブレーキレバーよりシューがリムに当たる「当たり」の感触は柔らかくシューやバンドの「当たり」が分かり難い。

ゆっくりとレバーを握っていくと「ぐにゅ~」って感じで効きが強くなる。

ブレーキの遊びと当たりがハッキリしなくてぼんやりしてます。そのため、ブレーキのテンションボルトで遊びを小さくしようとも調整が難しくVブレーキレバーより遊びが大きくなりました。

ただ、ブレーキが効くので、フロントブレーキはタイヤをロックした状態で車体を前方に押し出そうとするとシューから「ギュッギュ」と音がしてゴムの様な感触もあります。

キャリパーブレーキのにはキャリパーブレーキ用のレバーに

ママチャリによくある、鉄板のキャリパーブレーキとバンドブレーキにVブレーキ用のレバーとキャリパーブレーキ用のレバーを使用した感じとしては

レバーの種類キャリパー用Vブレーキ用
ブレーキの効き強い弱い
遊びの調整難しい簡単
レバーの感触柔らかい(鈍い)固い(キビキビ感)
キャリパーブレーキに使用したレバーによる違い

レバーの感触はブレーキ掛けた状態のレバーの感触で、キャリパー用は柔らかいというかレバーが徐々に重くなる感じです。

Vブレーキ用は、ブレーキが掛かるまで軽いのですがブレーキ掛かると固くなるというか「ガツン」となって力入れて握ってもこれ以上かけれないような感じです。シューがリムに当たってるのがハッキリと分かります。

VブレーキレバーでVブレーキ掛けた時の感触と似てます。うまく説明するのが難しい

やっぱり、キャリパーブレーキにはキャリパー用のブレーキレバーが良かったです。

シマノのロード用フラットバータイプのブレーキレバーはキャリパー対応しているみたいで、ブレーキレバー買い直しするのと金額あまり変わらないし初めから買っとけばと思ったり(;^_^A

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