【2023】折りたたみ自転車メンテ前編 | まちぽた

【2023】折りたたみ自転車メンテ前編

自転車いじり

2年ぶりに折りたたみ自転車(シティサイクルよ寄り)のメンテナンスします。

作業内容

  • 前輪ハブのグリスアップ
  • ハブダイナモの配線修理

使用工具(前輪ハブのみ記載)

  • 17mmレンチ 2本(ロックナット、玉押し)
  • 14mmレンチ (フレーム外側の固定ナット)

ホームセンターのコメリでスプロケット(6s)を購入し、クランクもAmazonで注文して届くまでの間に前輪ハブのグリスアップをします。

本当はヘッドのグリスアップまで行いたかったのだけど、ハブダイナモ分解中に配線が切れて修理してたので時間的に今度にします。

ハブダイナモの配線2回も切れたので、ハブのグリスアップより断線した線の修理がメインになってました。

折りたたみ自転車は近所の買い物用、たまにしか乗らないので多分年間通して100km走ったかどうかってところかと思うんですけど、前回が2020年10月だったのでメンテして行きましょう。

作業日:2023/1/9

素人作業や素人見解です。管理人が後で見直すためにメモとして書いてるので、How-Toやノウハウ的な内容ではありません。
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前輪ハブの分解

シティサイクルよりの折りたたみ自転車なのでタイヤを外すのが大変です。

前輪ブレーキ、キャリパーをテクトロのデュアルピポットブレーキに交換して、シューの角度が付けられるシマノのロード用カートリッジシューを使っています。シューを外すだけでタイヤを外せると思っていましたがワイヤーも緩めないと外せませんでしたね。

タイヤを外す前に泥除けとカゴのステーの装着順、ナットやスペーサー、玉押しやロックナット、ハブダイナモに関するパーツの順番も分解前に事細かく写真撮っておくと良いのですが、写真撮らずに始めてしまったため、後々どう装着されていたか分からなくなりました。

本当は自転車の正面からだけじゃなく真横から、不安ならさらに1枚1枚パーツ取り外した時にも写真を撮っておくと安心。

フレームからタイヤを外してロックナットも外す、2年前にメンテナンスした時のハブダイナモのアース側の端子を折ってしまったためハンダ付けで修理しましたが、いい加減にハンダ付けしたハブの分解ついでにハンダを付け直しました。

裏面はフラックス付けてもダメだったのでハンダが乗ってる表面を、古いハンダを取り除いてからハンダ付け。

ハンダ付けの話になりますが、コテ先は4C型を使用。よくあるのが円錐形上の鉛筆型ですが、それを斜めにスライスした形状がC型。

別の作業で使うので少し大きめのサイズを買いましたがコテ先の面が大きく作業がやりやすかった。

ロックナットを外して鋼球も取り出してパーツクリーナーで洗浄。

玉押しも綺麗にした。虫食いなどは無く状態は良い。

ダイナモ外せるかと36mmのヘッドスパナで外そうとしましたが、2年前と同じく六角の1面欠けました。2年前の時は自転車に組み付けた状態で外そうとしたので、今度は玉押しも外した状態で行いましたがやっぱり無理でした。

ハブダイナモはシマノの「2N-30J」ですがシマノからメガネレンチのような専用工具が出てるようで、ハブダイナモの素材がアルミのようなので強度的に6面全部当てて回さないと外れないかもしれません。固着してる可能性もありますが。

欠けた部分はまたグリスでごまかしましょう。

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ハブダイナモの断線したプラス線を修理

さて、ハブ軸から出てるハブダイナモのプラス線が気になってしまって、被服の皮一枚で繋がってる感じで触ってたら完全に切れました。

というわけでハンダ付け。

ハブ軸のネジの切れ目に銅線が入るようなので、玉押しやロックナットの弊害ならないようにハンダのヒゲが出ないように注意しながらハンダ付けします。

絶縁した方がいいと思い探してたらチューブみたいなのが出て来たので(熱収縮チューブではないもよう)ハンダ付け前に通しましたが、玉押しの邪魔になったのでニッパーで切り取りました。

ハンダ作業終わってひと段落着いたのでハブのグリスアップです。

前輪ハブのグリスアップ

玉受けにAZのウレアグリスを詰めて、さらにグリスを練り込んだ鋼球をセット。このハブダイナモは左右で鋼球が違うようなので混ざらないように注意。

今回、鋼球の個数確認していませんでしたが、2年前のメンテナンスした時の写真が残ってたのでそれを確認すると左右ともに13個でした。

玉受けにセットした鋼球の上からもグリスをたっぷり入れました。

黒いプラスチックのパーツ、最初玉押しの上にセットしたらロックナット締め付ける際にプラのパーツに当たりワレそうな気がしたので、外してたパーツ確認するとプラスチックパーツの内径に合うスペーサーが有ったので玉押しの上の取り付けました。

ハブダイナモの電極線が通せるように窪みがあるので向きを電極線に合わせました。

そのスペーサーの上からプラスチックのパーツを入れるとロックナットがスペーサーに当たるようなので、写真撮らなかったので確認し忘れてましたがこの順番が正しかったようです。

ハブダイナモのライトが点灯するか先に確認したかったので、玉当たり調整は適当にしてロックナットも付けて自転車に組み付行けて確認。

ライトが点いたの確認できたので、自転車から外して玉当たり調整。

しかし、玉当たり調整には苦労しました。ハブ軸がダイナモと一体になってて玉押しも外して軸とダイナモだけだとハブの中で左右に動きます。

そのせいか、ハブ軸のセンターがズレた状態で左右の玉押しを装着すると、玉当たりが緩くハブ軸にガタがある状態でホイールを回してもハブ軸を力一杯押さえないと回らなくなり回転しても直ぐ止まる。ダイナモのゴリゴリ感が強くなった感じ。

あくまで想像ですが、普通のハブだと軸のセンターがズレるだけで済むのが、ハブダイナモはダイナモが中心からズレてハブに当たってるんですかね。

なので、ハブ軸のセンターを出してから(と言っても厳密にやってない、ハブの回転が良くなるぐらいに左右を調整)玉当たり調整をします。

ただ、ハブ軸のセンターがズレた状態で本組として玉当たり調整もして自転車に組み付けてホイールを回してライトの確認をしましたが、ライトが点いたり点かなかったり。

電極のハブダイナモ端子が動く。ハンダ付けした電線がまた切れたのかと思い再び組み外して確認…したら今度は端子近くの線が断線。

また、ハンダ付けしなおし。

結局、端子付近の線と線の真ん中が断線してハンダ付けしたので組み付け時に断線しないか心配・

今度はハブ軸のセンターを修正してから玉当たり調整もして組み付け。

ハブダイナモって元々ゴリゴリ感あるから玉当たり調整は難しいです。ハブ軸にガタが無い状態で回転していればOKにしました。

ライト点灯したのも確認して作業完了。

タイヤに泥除けのステーが接触して擦れていましたが、何度も何度も面倒なので組み直さずに泥除けのステーを広げて対処。

ネジ山の突き出しはこんな感じです。

緩めてたブレーキワイヤーをブレーキの遊びを調整しつつ固定して、ブレーキの左右のバランス調整もして完了です。

ヘッドパーツのグリスアップまで行おうと思いましたが、ハンダ付け修理に時間使ったのでまた今度。

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