米式バルブのクロスバイクに携帯ポンプBBB-BMP-54とトライスポーツのお助けチューブの組み合わせで使いたかったのでバイク用品として出ているキタコのエクステンションエアーバルブ90°(803-0500000)を購入しました。
バルブ脱着時に少し空気が漏れるので厳密な空気圧管理が必要な環境で使うのは難しいかもしれませんが、そこまで空気圧管理を必要としない緊急時に割り切って使うのであれば良い感じです。
キタコのエクステンションエアーバルブを購入した経緯について
携帯ポンプのBBB-BMP-54はパナレーサーのミニフロアポンプと比べてコンパクトで良いのですが本体に口金が一体型なので延長ホースとしてトライスポーツのお助けチューブも購入しました。
ただ、お助けチューブの口金は米式バルブであるもののチューブの中に米式バルブの芯を押す突起が付いておらず空洞で、そのままだと米式バルブのチューブには使えません。
そこで、Amazonで米式の延長ホースを探していたら中華製の延長ホースには芯を押す突起が付いてるので購入。
ただ、自転車のタイヤ側に固定する口金付近から空気が漏れて使えませんでした。
もう少しAmazonで探していたらバイク用に使エクステンションエアーバルブがある事を知りました。
エクステンションエアーバルブは、そもそもバイクは持ってないので詳しくはないのですが、バイクのタイヤに空気を入れるバルブの位置が4輪自動車と違っていてポンプの口金がホイールに干渉して使えない場合に、このエクステンションエアーバルブで角度を変えて入れやすくするもの。
自動車とバイクのタイヤは米式バルブ、エクステンションバルブにバルブコアの芯を押し当てる突起が付いてるので、米式バルブでのお助けチューブ使用に使えると判断して購入しました。
普通にバルブエクステンションエアーバルブを自転車のチューブに取り付けてみる
注文して届いたエクステンションエアーバルブ。
タイヤ側にバルブコアを押す突起、ポンプ側にはバルブコアの芯が内蔵されています。ポンプ側のキャップを外して使います。
まずは通常の使用方法でタイヤに装着。
ねじ込み式になってるので、回してると途中で空気が漏れますが奥まで入ると空気は漏れません。この状態でエクステンションエアーバルブのキャップを外してフロアポンプから空気を入れます。
着脱時にどのぐらい空気が漏れてるか気になったためフロアポンプのゲージで空気圧を確認。タイヤは700x32C。
5barまで入れた空気圧がエクステンションエアーバルブを装着時に4.2Barまで落ちています。エクステンションエアーバルブを外して3.7barほどでした。
フロアポンプのホース内に空気が入ると1目盛り(約0.2bar)ほど空気圧が下がりますが、エクステンションエアーバルブを外す時よりも装着時のほうが空気が漏れやすいです。
出先のパンク修理で使うだけなので、装着時の空気漏れは気にしません。
エクステンションエアーバルブとお助けチューブで携帯ポンプを使う
キタコのエクステンションエアーバルブはポンプ側にバルブコアの芯があるので、そのままだとお助けチューブには使えません。
なので、バルブコアの芯を取る必要があります。持っててよかったバルブコアドライバー
芯を外したらお助けチューブと携帯ポンプも接続。
エクステンションエアーバルブの芯を抜いてるため先に自転車のチューブに差し込むと空気が漏れるので最後に差し込みます。
エクステンションエアーバルブを自転車のチューブ奥までしっかりと差し込んで空気漏れはないもよう。携帯ポンプBMP-54の仏式口金からも空気は漏れてないです。
この状態で空気を入れて、自転車チューブからエクステンションエアーバルブを外して作業完了。
タイヤを自転車に装着したままで、携帯ポンプを地面に押し合えてて使おうと思いましたが、難しかったのでもう1本お助けチューブがあるといいかもしれない。
エクステンションエアーバルブとお助けチューブの組み合わせは緊急時に
自転車のタイヤエクステンションエアーバルブの着脱時に少し空気が漏れるので、厳密な空気圧管理には難しいですが、特に米式バルブで運用してる自転車での緊急時に携帯ポンプで使う分には良さそうです。
ただ、口金一体型の携帯ポンプを地面に押して体重を掛けて使う場合お助けチューブS1本だと自転車からホイールを外さないと難しそうなので、お助けチューブか2本あるといいと思います。
バルブコア外しのドライバー