先日フロント変速のワイヤーを交換した際に、フロントディレイラーのLow側調整ボルトのネジ山が潰れててダメになって新しいのを注文して、物が届いたので交換することにします。


購入したフロントディレイラー
- TOURNEY FD-TY601-L6
- チェーンステアリング:60-66°
- バンド径:34.9mm、31.8mm
- 最大ギア:48T
- トータルキャパシティ:20T
- 対応チェーン:8/7/6速
- 付属品:多国語で注意事項が書かれてた紙のみ(取り付け説明書ではない)
古いフロントディレイラーの時は31.8mm用のスペーサーが付いてきましたが、今回は無いので直付けになる模様。
ALTUSのFD-M310からTOURNEYにグレードダウンしましたが、トータルキャパシティのサイズやチェーンステアリングの角度など今までと同じ仕様の選んだ。
交換:odo 4381km(2023~)
作業日:2026/03/28

このTOURNEYはALTUS FD-M310より世代が新しかったと思うのですが、TOURNEYも世代が新しくなると7,8速に対応してて、旧世代のALTUSとそんなに性能変わりないのかなと思い(現ALTUSは9速に変わってたかな)、何より安かった。
チェーンを外す
チェーンはそろそろ交換時期なのですが、先日注油したのと新しいチェーンに交換して最初の注油管理も面倒なので今までチェーンと接続されてるピンも一緒に流用します。

チェーンを流用すると2ヵ所繋ぐことになるので、最初にチェーン取り付けたコマからなるべく離れたコマを外します。

ピンは流用するのでプレートの皮一枚残して外しました。
リアディレイラーのプーリーも一緒に清掃
チェーン外したついでにリアディレイラーのプーリーも外して清掃。

取り付け位置と裏表も決まってるので外す前に確認。


買ってからあまり使ってなかった高粘着の潤滑スプレーをプーリーの軸に注油。プーリー2個に裏表と計4ヵ所。
フロントディレイラー取り付け

古いディレイラーを外す前に、バンドの位置にビニールテープを貼って目印を付けました。
新しいディレイラーはバンドの位置が微妙にズレてて目印のビニールテープを剥がしたのであまり意味はなかった。


フロントディレイラーの上下の位置決め。クランクの歯を赤いシールのマークに合わせる。

左右の向きは、それっぽくクランクと平行に。チェーンを装着して変速調整時に微調整をする。
チェーン装着


ただピンを使いまわすとコマの動きがものすごく固くなった。
ピンの圧入位置を1,2mm、内側や外側に押し出して微調整をしましたが、少しコマの動きが良くなるものの、滑らかに動くスイートスポットが狭いのか、さらに1.2mm動かすとまた固くなって何度調整してもうまくいかなかったのでコマの流用は断念。

部屋の中を探してたら余ってたコネクティングピンがあったので、これを使うことにしました。
新しいチェーンに交換するのもありですが、最初の注油管理の運用が面倒なので・・・

こんな感じでチェーンの接続が2ヵ所になりました。
フロントディレイラーの調整
調整はこんな感じで進めた
- ギアをインナーローにしてLow側調整ボルトで調整
- シフトワイヤーをディレイラーに固定
- ギアをアウタートップにしてHIGH側調整ボルトを調整
- ギアをミドルローにしてシフトレバーのアジャストボルトを調整
…という流れでやってたのですが、調整は一発で決まらないものですね💦

まず、ディレイラーにプラスチックのストッパーが付いてたので外す。
1. ギアをインナーローにしてLow側調整ボルトで調整
進行方向にクランクを回して、ディレイラーの内プレートにチェーンが擦れないように音が消えるまでLow側調整ボルトを緩めて調整。
緩めすぎたかと思い、何度か調整ボルトを締めて音鳴りがしたら緩めてを繰り返して、音鳴りがしない位置に調整した。
2. シフトワイヤーをディレイラーに固定
シフトワイヤーを引っ張りながら固定。
…したものの、ミドル2速の調整時にワイヤーの張りが弱かったので、[4.]でワイヤーの固定をやり直すことになった。
3. ギアをアウタートップにしてHIGH側調整ボルトを調整
フロントシフトレバーを3速にしてワイヤーを手で引っ張りながら、外プレートにチェーンが擦れないように音鳴りが消える位置まで、Low側調整ボルトと同じ要領でHIGH側調整ボルトを調整した。
4. ギアをミドルローにしてシフトレバーのアジャストボルトを調整
フロントシフトレバーを2速にして、調整ボルトの時と同じ要領でシフトレバーのアジャストボルトを調整してくのですが、アジャストボルトを緩めると限界まで来たので再度ディレイラーに固定したワイヤーを固定しなおすことにした。
フロントをアウターに変速してから、シフトレバーを1速に戻す。ことの時クランクを回さずチェーンはアウターに入ったまま。
ディレイラーがチェーンに引っかかり内側に行かなくなりワイヤーが緩むので、この状態でディレイラーに固定してるワイヤー緩めて、を少し引っ張って固定しなおした。
ギアをミドルトップにして、チェーンが内プレートに擦れないようにシフトレバーのアジャストボルトを使って調整するのですが、アジャストボルトを数回緩める方向に回す程度でプレートに擦れないようにワイヤーの固定を固定したい。
ただ、ディレイラーにワイヤーを固定する位置が数mm変わるだけでもかなり違ったので、何度も固定しなおした。
変速調整確認するもののチェーンがプレートに擦れるようになった
一応調整が完了したので、クランクを回して変速しながらチェーンがプレートに擦れて音鳴りがするのを見ていくのですが、アウタートップで音鳴りがしたり、シフトレバーのアジャストボルトでワイヤーを張ると今度はミドルローやインナーローでプレートに擦れるようになった。
さらにアウタートップで、内プレートと外プレート両側に擦れるようになったので、ディレイラーを固定する位置が、特に左右の向きが合っていないと思い再度ディレイラーの固定からやり直すことに。
その前に、真上からプレートとチェーンをよく観察するとプレートが左右どちらかにズレてるように見える。
少しのずれだったので、内側にズレてるかもと思うのと、外側にもズレてるかもとも思って、いまいちどちらに調整すればいいか分かりにくい。
チェーンをアウターにして前シフトレバーを1速にしてワイヤーをたるませた状態で、フレームに固定してるディレイラーの位置を再調整する。
フレームに固定してるディレイラーのボルトを仮固定にする程度に緩めて(左右には動かせるけど上下には動かない程度に)、とりあえずプレートの先端を少しだけ内側に押して左右を調整したらボルトを締めた。
擦れの確認で変速してみるも、余計に音鳴りがするようになったので、今度はプレートの向きを外側にして、再度確認するも音鳴りがする・・・
何度も調整してるうちに、体がペダルに当たりその反動でチェーンがアウターからミドルに変速され、さらにディレイラーの固定が上下にもズレてしまってなんともやるせない気持ちに・・・
ディレイラーの固定を最初からやり直して、Low側とHIGH側の調整ボルトも再度調整することになった。
その後、ワイヤー固定の張りやシフトレバーのアジャストボルトの変速調整・・・
すると、インナーローやアウタートップ、さらにインナートップやアウターローなどたすき掛けにしても音鳴りは消えてビシッと調整出来た。


プレートをチェーンと平行に調整するのは、真上から見てもどちらに傾いているか分かりにくいのですが、偶然にもチェーンとプレートも平行に調整出来たと思う。
まあ、もしプレートとチェーンが平行でもチェーンが擦れる場合、意図的にプレートを内側や外側にズラして固定する方法もある様ですが、今回に限っては向きがよく分かってないまま上手くいった。
シフトワイヤーにエンドキャップを取り付けて調整完了


フロント変速の調整は問題なさそうなので、電工の圧着端子で圧着してたワイヤーの先端をカットしてエンドキャップ取り付けて調整完了とした。
フロントディレイラー取り付け時の写真を見るとプレートが少し外側にズレていたようにも見える。プレートの位置がそれっぽく出来たと思っても全然だったので、6年ぶり2回目の調整だったので難しかった。ワイヤー調整より前段階のディレイラーをフレームに取り付ける時が大事。
ちなみに、古いフロントディレイラーFD-M310、6年前に取り付けたときはクランクも同じALTUSの42t/32t/22tのに交換していて、その時たすき掛けをしてもチェーンが擦れななかったのですが、数年前に近所のイオンバイクで安売りしてたTOURNEY 48t/38t/28tのクランクに交換してからチェーンたすき掛けで音鳴りするようになってましたが、プレートの調整せずにそのままにしてました。
今回、新しいフロントディレイラーに交換してプレートの位置も調整したので、結果的にたすき掛けの音鳴りも無くなったのかなと思う。
古いフロントディレイラーの調整ボルトの状態を見てみる

外したフロントディレイラー、パーツクリーナーで軽く洗浄してから調整ボルトの状態を見てみます。

2本のボルトの下側「Low側調整ボルト」のネジ山が無くなってツルツルになってます。
調整ボルトの材質がアルミっぽいので、長年使ってるうちにチェーンやワイヤー交換時の調整でネジ山が削れていったのかな・・・
新しく付けたフロントディレイラーの調整ボルトも同じっぽいので、これもまた長期運用でどうなるか気になるところではあります。


