ハブダイナモのライトで、対向者視点や配光などのテストをしたいので停まっている状態でもライトを点灯させるように、乾電池で点灯する回路を作ります。
あくまで動作確認用の回路なので適当に作ってます。これで自転車乗っての運用はしませんので。
用意したパーツ
ホームセンターで購入。
- 電池ケース(単三4本直列)
- ケーブル(適当に2本並列の)
- 平型端子(110型、187型)
- クワガタ端子Φ6mm(Y端子やU端子も使える)
一般的なシティサイクルのハブダイナモの端子は「J1・J2」規格です。端子の形状は車の電装パーツなどに使われている平型端子と同じです。
平型端子は複数のサイズがあります。平型端子の規格と寸法を調べてこちらのページにまとめています。
ハブダイナモの平型端子はプラス側が「110型」、マイナス(アース)側が「187型」です。
「110型・187型」セットを買いましたが、メスのみだったので、オスのセットを買いなおしました。
ケーブルは適当に「ベル線」を買いましたが、被服剥がしてびっくり。単線でした。
値段をケチらずに、素直にスピーカーケーブルや車用の配線ケーブルしとけばよかったです。
代わりのケーブル無いかと部屋を探してたら、ちょうどいい線があったのでこれを使います。
ケーブルが細いですが、これから作る回路はライトの動作確認用で常時運用はしないので大丈夫でしょう。
ハブダイナモライトを乾電池で動作させる回路を制作
電池ケースから伸びてる線が短いのでハンダ付けして延長します。
ワイヤーストリッパーで被覆を剥がして、端子をハンダ付け。
購入した平型端子には抜け防止のツメがありますが、自転車側の端子にはツメがないので、着脱しやすいようにペンチでツメを潰しました。
アース端子は「J1・J2」利用できるように2線にした。
圧着工具を持っていないので、ペンチで潰してハンダを流し込んでの適当です。
ライトの端子に接続して動作確認します。
電池をセットして、
点灯しました。
続いてJ1規格のライトでも動作確認します。
アースは、ライト固定のボルトにクワガタ端子を挟んで取ります。
J1規格のハブダイナモライトも電池で点灯しました。
ハブダイナモの出力は交流で、ライトはLEDなので、ライト側の回路で交流から直流に変換しているものと思われます(恐らくダイオードを用いて)。
工作した回路の電源は乾電池なので直流です。
動作テストで点灯しましたが、テストで短時間なので長時間の確認はしていません。そのため、普段のように夜間に自転車に乗って運用できるかは分かりません。