県内のイオンバイク巡ってたらキャットアイのハブダイナモライトHL-HUB100が在庫処分の500円で売っていたので、近所の買い物などに使用している折り畳み自転車用に購入しました。
HL-HUB100はケーブルが1線でJ1という規格です。折りたたみ自転車のハブダイナモは端子が2本ついているJ2という規格です。
J1はフレームからアースを取っているので、折り畳み自転車のフレームがアースになっているか事前に確認しています。
使ってみての感想ですが、配光は縦に細いです。以前のハブダイナモライトも縦に細い配光ですが、HUB100の方が明るいです。
これで暗い河川敷に行く気にはなれませんが、近所の買い物程度うなら外灯もあるので使えるでしょう。
なお、止まっているとライトが点灯しなので配光テストなどの写真はありません。
HL-HUB100を取り付け
購入したHL-HUB100。明るさはJIS規格適合品でパッケージには「400カンデラ」以上と書かれています。
折り畳み自転車に付いてきたライトを外して、HL-HUB100に交換します。
ライト取付は後ろのナットを押さえるので工具2本必要でした。前は、プラスドライバーだけで回せたので、やりにくい。
本来は、ホイールのスポークにネジが当たらないように、ネジはタイヤ側から入れるのが良いです
ナットの中に緩み止のプラスチックの様な物が入っていて締めるのが硬いので、初めからレンチ2本使うので少し面倒です。
オートライトのスイッチを「ON」にしてタイヤ回して点灯チェック。
問題なく点灯。
点灯しないトラブル発生。ライト本体のアースがフレームと接触してない
フレームのライト取り付けの台座に直接ライトを付けていましたが、再度延長ステーに取り付けた所、トラブル発生。ライトが点灯しません。
色々原因を調べて、本体のアース金属の部分がフレームに接触してないことが分かりました。
間に歯車の様なギザワッシャーを挟みますが、ライト本体の金属部分がプラスチックより高さが低くてギザワッシャの刃先が金属に接触してないようです。
なので、家に余ってた外径の小さいワッシャーを挟みました。
問題なく点灯しました。
最初の取り付けで点灯したのは、偶然ギザワッシャーの位置がドンピシャだったのでしょう。
タイヤの回転数が遅くなると、発電量が足りずLEDが点滅して不安定になりますが、ワッシャー挟むときよりも点灯が安定したように思います。
ライトの角度が外側に傾いてるので延長ステーで修正
夜になったので、点灯確認も含めて近所のスーパーに行きました。
ライトが右斜め前方を照らして見難いです。
よく見ると、ライトが外側に斜めに向いています。
ライトはフレームの台座に直接固定していたので、延長ステーを少し曲げて延長ステーにライトを固定することにします。
延長ステーは折れないように注意しながらペンチで曲げました。
ほぼ正面を向きました。
もう1度点灯確認で近所を走ってきましたが、やや右前方を照らすものの微々たるものなので気になりません。
延長ステーを若干曲げて修正したとしても10m先を照らすとかなり変わるのでこのままにします。
ライトの配光は明るいですが縦に細い
写真はありませんが、ライトの配光は縦に細いです。LEDが2つ搭載されていますが、以前のライトと変わらないような配光です。
ただ、以前のライトより明るくなったように思います。
ライトをサイドから見ると透明なプラスチックの面が大きく、自転車に乗っていると光が漏れているのが目立ちます。
乗っていても眩しく感じる明るさでないですが、横から自転車の視認性は上がるのではないでしょうか。
HL-HUB100は停止時に一定時間点灯する機能は付いていません。
ライトはやや下向きが良さそう
HL-HUB100の取扱説明書を見ると、ライトの角度はを地面から垂直にするように書かれています。
しかし、この状態だとLEDが水平になり、道路標識にも光が当たります。
建物の壁などにライトが当たると、腰ぐらいの高さになっています。
ハブダイナモなので対向目線での確認は出来ていませんが、対向から眩しく感じるのではと思います。
なので、ライトの角度はやや下向きにしました。これで膝の高さぐらいになりました。
HL-HUB100の対抗者視点と配光の確認
ハブダイナモライトを電池で点灯させる回路を工作したので、配光と対向者視点の確認をしました。
近所の農道でテスト。前方の歩行者・軽車両用踏切は冬季通行止で封鎖されいます。
配光は縦に細長いです。
OHMのLEDライト「LHA-KS321ZI」のミドル(150ルーメン)と同程度の明るさでしょうか。
配光はOHMのLEDライトの方が広く照らしています。LEDライトはハンドル固定で、カゴの影に映らないように少しズームしています。
HL-HUB100はサイドにも光が漏れてるので手前も薄っすらと照らしています。
路面の状態を確認できるほどの明るさではないですが、横方向から自転車の視認性は良さそうです。
HL-HUB100の取り付け角度は説明書に「地面から垂直にする」となっています。その状態で対向者視点を確認します。
手帳型ケースが影響して写真の左側が写り込んでいます。
目に刺さる光ではないですが、立っていても眩しいです。しゃがんでも変わらず眩しい。
次に、ギザワッシャーのクリック感で2クリック分、角度を下向きにしました。
ライト固定ボルトのギザワッシャーのクリック感で2クリック分下向きにしました。
先ほどより、眩しく感じなくなりました。
スマートフォンのGPSログアプリで距離を計測して自転車から約10m先に立った時の映り方です。地面にスマホも立てています。
足元は確認できています。
配光も狭いので少し速度を出すと不安があります。
ただ、これは買い物用の折りたたみ自転車。家族も使用するのでサドルの高さも足が付いてさらに余裕が出るように低いです。
なので、近所の街乗り程度なら、これぐらいでも使えそうです。
HL-HUB100は近所の買い物程度なら使えそうなライト
普段、200ルーメンの自転車ライトを使用していると、HL-HUB100は配光が狭くかなり暗いライトです。
ただ、電源はハブダイナモなので電池の残量を気にしないでいい利点があります。
なので、近所の街乗り程度の買い物自転車として慣れた道をゆっくり走るには使えそうなライトだと思います。