10年放置してた折りたたみ自転車を3年前にメンテナンスして走れるようにしたときに、サビサビだったリング錠のカギも交換してました。
当時は寸法とか何も考えずに、どれも一緒だろうとゴリンの「NGR-600」を購入。施錠するときにホイールのリムと干渉してたので、リング錠の位置を無理やり調整して何とか使っていました。
ギリギリ干渉せずに使えていたのが最近になって干渉するようになり、施錠を解除するときもレバーを手で押さないと戻らない状態に。
なので、新しいリング錠に交換することにしました。
交換するリング錠はニッコーの「NC-81」、jr.マウンテンバイクなど小径車にも対応してて内径が92mmと大きいのが特徴です。
折りたたみ自転車に合うリング状のサイズ
リング錠がリムに干渉するようになったので、泥除けとリムとの高さを計測。
約80.2mmありました。これを基にリング錠を選定します。
ニッコーのカタログから交換するリング錠を選定
自転車の鍵を扱っているニッコーのホームページからPDFカタログを閲覧すると、それぞれリング錠の製品の寸法が記載されています。
カタログから、内径92mmと一番大きい「NC-81」に決めました。
ニッコー NC-81取り付け
アマゾンで注文して翌日に届きました。
取り付けてるゴリンのリング錠を外しました。
ニッコーのNC-81と比べるとゴリンのリング状のサイズが小さいのが一目瞭然ですが、施錠を開放した時のレバーのツマミ位置も大きく違いますね。
カギはどちらも開放時に抜けない仕様となっています。NC-81のカギはリバーシブルで左右どちらの向きでも使えるようになってました。
ついで、施錠した時の内径も見てみます。
NIKKOのNC-81が92.77mm、GORINのNGR-600が80.19mm。
計測の正確性は欠けると思うのですが、それでもNC-81の内径が大きいです。NGR-600より1cm余裕があればリムとの干渉は大丈夫そうです。
NIKKOのNC-81を取り付けます。
NIKKOのリング錠、今回初めて使うのですがフレームに取り付ける金具が3種類付いてきてフレームの太さに合わせて選択できるのが良いです。
実は取り付け時に、フレームの直径を計って16mmの金具を使おうとしましたが16mmだと思い込んで一番小さいサイズを選んでフレームに固定できなかったので、やり直しです。
NC-81のリング錠、サイズが大きいので自転車に取り付ける時に、フレームの荷台取り付けダボ穴と干渉しそうでギリギリなのと、LED点滅付きリフレクターも角度を下向きにしないとうまく固定できななかったです。
しかもリング錠のツマミの位置も荷台ダボ穴に干渉するため少し斜めに傾いて取り付けました。
リング錠とホイールの干渉は問題なさそうです。
付属のネジで固定して取り付け完了。施錠しましたが、リムとリング錠の隙間に余裕があり、施錠も解除もスムーズに出来ました。
リング錠もう少し標準的な形状でも良かったかも
内径が92mmと一番大きいNC-81に交換してホイールとリング錠の干渉はクリアしたものの、今まで使っていたGORINのNGR-600と比べると開放時のツマミの位置やツマミも大きいので、荷台を取り付けるダボ穴ともギリギリで、今は荷台付けてないので大丈夫ですが荷台付けるとリング錠の位置調整が必要になるかもしれないです。
リング錠の丸棒も太いので、NIKKOならNC-100とかごつくないデザインのでもよかったかもしれないです(NC-100の内径は88.5mm)。