ゴールデンウィークに入り、今年も桜は見れなかったので、倶利伽羅の八重桜が桜祭りで時期なので自転車で行くことにしました。
富山県南砺市にある桜ヶ池にも自転車で行ってみたかったのと、富山の円筒分水も見てみたかったこともあり、倶利伽羅に行って帰ってだとつまらない気もしたので桜ヶ池と赤祖父円筒分水にも立ち寄ります。
「赤祖父円筒分水→桜ヶ池→倶利伽羅峠」のルートで回ります。
国道304号で富山県入り
金沢駅から森本駅へ、国道304号で富山県に入り福光に行きます。
金沢から南砺市へは金大から福光への県道27号線、湯涌温泉から刀利ダムを経由する県道10号もあります。
r27号は2車線の階走路ではあるものの起伏がありトンネルも数ヵ所通りR304と比べて峠の標高が高め。r10号は湯涌温泉を過ぎると道は狭く険道に変わり携帯の電波も圏外になる。トンネルのない峠越えなので、R304やr27と比べ一番標高を登る。
その点、R304号はGoogleマップやSTRAVAのセグメントを見ても緩い登りに感じた。
北陸道の不動寺パーキングエリア付近で分岐して砺波に行く国道359号は富山県側から金沢に自転車で走ったことありますが、激坂ではないですが登りはきつく感じた。
R304はR359よりも緩く、他の南砺市に向かうルートと比べてもきつくないだろうとのことでR304で富山県に行くことにした。
R304、ほぼ平坦路の緩い坂だと思っていましたが少し起伏があります。下りは気持ちいいのですがまた登るので何回か足付きながら進む。
なかなか県境に着かないので旧道っぽい場所で少し休む。地図を見ると県境までもう少しですが距離あるように感じる。
森本か2回の登坂車線を越えて富山県入り。県境まで意外と距離がありました。
県境を越えると勾配6%の下り坂で峠の頂上を越えたとも思いヤッホー!って気分になりましたが、また登り始める。
R304の石川富山県境を峠の頂上とすると、勾配6%の坂で一気に下るものの、トンネル手前で県境付近と同じぐらいの標高まで登る。
R304「森本-福光」間唯一のトンネル。1,2年前に轢き逃げされた自転車の人身事故があった影響か、「自転車注意」の看板が目立つ。
自転車の人身事故は当時ニュースになってたので、ここのトンネル通るから緊張していきた。常灯してるライトとテールランプの他にもう1つライト点灯させて、ヘルメット後頭部のテールランプも点灯。
車の流れが途切れて遠方にも車がいない事を確認して、いざトンネルへ。
トンネル内はアクションカムの画像より実際は暗いです。左に管理用の通路と、右側に歩道も整備されてます。
後続車にびくびくしながら通過してたので、トンネル内で後続車が追い越すと、路肩に寄り過ぎて管理用通路の縁石に当たりそうになって、思わず左足を出してしまった。
素直にトンネル右側の歩道を使ったほうが良かったかもしれない。
管理用の通路はトンネル出入り口に段差があるので、あまり走れない。
トンネルを抜けると下り基調に変わった。
羽咋の国道315号「熊無峠」と同じ感じかと思ってましたが、国道304号の方がきつく感じた。
緩いカーブで快走路。下り終えて道の駅福光の前まで来た。R304は石川県側より富山県側の方が登りきついかもしれない印象。
R304で、福光駅を通り過ぎて城端駅へ向かう。
福光駅からR304を城端駅まで走る。雨晴海岸でも見たブルーラインが現れた。
ブルーラインがあると自転車で走ってて安心する。R304は城端線の線路沿いも通るので列車が走るとシチュエーションが良い。
富山県入りしてトンネルを抜けた辺りでアクションカムのレンズに虫か水滴か何かゴミが付着したため、アクションカムの映像は当分はゴミが付いた画像になります。
城端駅に到着。ここから、赤祖父円筒分水までは数キロの距離。
富山県南砺市の赤祖父円筒分水
赤祖父円筒分水に着きましたが、上にため池があるようなので先にそちらに行きましょう。
意外と登りがきつかった。静かです。
一通り堪能したので下の円筒分水を見に行きます。
赤祖父円筒分水。
円筒分水の中心の地下から、赤祖父ため池の水が流れてきてるようです。水量と流れも速いのか、時折空気も一緒に出て来るもよう
円筒分水は、各用水路に流れる円の外周に仕切り設置されていて、その仕切りの間隔の割合で水量を調整しているのですが、赤祖父円筒分水には仕切りがありません。
>円筒分水-Wikipedia
>南砺市赤祖父円筒分水 – Wikipedia
土木や水路に関して無知なので、赤祖父円筒分水にはなぜ仕切りが無いのかは分かりません。それでも、円筒分水から流れて来る水の流れを見ていると癒されますね。
桜ヶ池
円筒分水を十分に堪能できたので桜ヶ池に向かいます。
富山の里山風景もいいもんですね。
南砺市は散居村でも有名ですが、自転車で走ってる時は散居村目当てに来て無かったので頭から抜けてる事もあり、ただ家が建っているだけで散居村だと気づかなかったですね。
ただ、Googleマップの衛星写真を見ると一目でわかりますね。
後から思うと、お隣の石川県白山市にある手取川沿いには家が密集してる島集落があり、それと比べると家が離れてる感じはしてたなぁ。
桜ヶ池に到着。先にPA WORKS社屋を見てから休憩。桜ヶ池公園の周辺には高速道路のサービスエリアもあるので自販機やらトイレの設備はいい。
桜ヶ池周回。
昔、車で公園まで来て1周歩いた事あるけど自転車で来るのみいいな。
桜ヶ池から北陸道小矢部サービスエリア
桜ヶ池1周して富山県道292号線を経由して県道10号に合流。
桜ヶ池を過ぎると登り始める県道292号線、険道の雰囲気がある道ですが、車と何台かすれ違って意外と交通量がありました。
県道10号を福光方面に下って道の駅福光で小休憩。駐車場満車に近いほど車多いので隅っこで補給食のカロリーメイト食べてから出発した。
富山県道48号線を北上して、小矢部サイクリングターミナルの周りを通るようにして小矢部サービスエリア上りに到着。
2年前の冬に雨晴海岸に行った時も立ち寄ってて、上りは改装中で中に入れる雰囲気では無かったので下りで食事にした過去があります。
サービスエリア下り側は完全にバックヤードって感じがしてて、こっちの方が入りやすい。
チャンカレ(チャンピオンカレー)のメニューがあったのでカレーにしました。店内混んでましたが、自分が食べ始めた頃に空いてきた。
セルフなので、疲れてたのかスプーン1つ取ったつもりが2つ取ってました。
倶利伽羅峠
飯も食べたし倶利伽羅峠へ。多分今回のサイクリングで一番険しい道になりそうです。
富山県側の倶利伽羅峠の登りはSTRAVAセグメントによると「距離3.73km、平均勾配4.9%」の坂になっていますが、セグメントのわりにかなりきつく感じた。
倶利伽羅の案内板が見えたので曲がる。あの山を登るのかと思うと気が引き締まる。山道に入ると斜度がきついです、ヘアピンカーブの度に足付いて休んでます。
以外にも交通量がある。G.W.期間中は八重桜の桜まつりやってるので、それもあるのだろう。
倶利伽羅は昔の人が通った歩いて行ける道もある。
こっちも歴史に疎いので、歴史的に重要な場所だと思うのですが無知です。
開けた場所に出ると砺波平野が一望出来た。
足付きは何度もしたものの押し歩きせずに何とか駐車場まで着いた。倶利伽羅不動寺はもう少し先にあるらしい。
倶利伽羅不動寺まで道で八重桜も見たかったのですが、係員が片側交互通行の交通整理をしてて、無線で「自転車1台通ります」とやり取りしてるもんだから立ち止まらずに行きました。
ただ、桜まつりの期間も終盤のようで八重桜の時期に遅かったです。
勾配12%の坂を下ると倶利伽羅不動寺の入口が見えるものの、いくつかある駐車場の係の人も誘導してたので、そのまま倶利伽羅不動寺を通り過ぎました。
何処かで石川県に入ったもよう。
いや~、これ石川県側から登ると激坂だし大変だな。しかも、今は祭り期間で交通整理の誘導もあると石川県側から登らなくて良かったですわ。
石川県側に降りたルートとは別に旧国道8号の天田峠の石川富山県境から倶利伽羅に入るルートもあります。
倶利伽羅不動寺を完全の通り過ぎた場所で八重桜が咲いていたので、ここでようやく見る事に。
倶利伽羅から金沢港
このあと、道の駅倶利伽羅で小休憩して金沢港に着いてゴールとしました。
金沢港に着いたらクルーズ船が停まってました。
ニコニコ動画のとある動画で富山の円筒分水を知ったのですが、実際に見れて水量も多いしなかなか良かったです。見てるだけで癒されます。
倶利伽羅は、サイクリング後半てこともあり坂がきつかった。石川県側に降りた道はさらに険しく感じで次は石川県側から登ろうか躊躇うぐらいです。
倶利伽羅にはほとんど立ち寄れず八重桜の見頃も過ぎたみたいで少し残念でしたが、最後下ってる途中で八重桜が見れたのは本当に良かったです。
県境の峠道とかそこそこ登って疲れました。
このサイクリングはニコニコ動画に、合成音声のボイスロイドを使用していますが上げてます(今回は静止画なので車載動画はないです)。