能登方面のサイクリングロード走って能登金剛まで行ってきた[2020-11-14] | まちぽた

能登方面のサイクリングロード走って能登金剛まで行ってきた[2020-11-14]

ポタリング

自転車で、能登海浜自転車道(内灘町~羽咋市)、羽咋健民自転車道(羽咋市~志賀町)を走ってきました。家から能登金剛まで80km以上あるので2日間に分けて、1日目は羽咋駅の駐輪場に自転車止めて帰宅。2日目は気多大社に寄ってから自走で帰りました。

今回走ったサイクリングロードの詳細は「石川ちゃりんこロード」にて更新予定です。

走行日:2020/11/14、11/15

スポンサーリンク

1日目、能登方面の2つのサイクリングロードを走る

朝5時前に家を出発して、金沢市の示野イオンで昼食のおにぎりや飲み物を購入。同じイオン内にある松屋で朝食を食べてから内灘の能登海浜自転車道に向かいました。

能登海浜自転車道の起点に到着。

能登海浜自転車道を走行

能登海浜自転車道は、自動車専用道の「のと里山海道」の横を走る区間もあり、高速道路と一緒に走っている感じがして新鮮。

サイクリングロードは「のと里山海道」と並走しているので、道の駅やパーキングエリアなど休憩しやすい場所です。

羽咋市まで行くと日本で唯一自動車が走行できる砂浜「千里浜なぎさドライブウェイ」があり、ここは自転車も走れます。

サイクリングロードをトレースしてるので、志雄パーキングエリア付近の出入口から数百メートル往復しただけなんですが、遠浅の海岸を見ながら海を走るという貴重な体験が出来ました。

千里浜海岸の砂は、他の砂浜と違って固いので自転車のタイヤ(700x38c)が食い込むことが無かったのでかなり走りやすかったのですが、普通の砂も混じっているため少しでも道をそれるとタイヤがはまってしまうので注意が必要です。

海岸への出入口も何も知らずに通ると普通の砂の場所があるので注意。

家から30km地点でパンクした

家から30km地点、のと里山海道の白尾ICを過ぎた辺りで後輪に違和感がした。

走っててママチャリぐらいの空気圧のように柔らかかったです。空気が完全に抜けたようなガタンガタとリム打ち感は無かったので空気が残っていたかタイヤが38cで太いおかげなのか・・・

立ち止まって見たら金属片が刺さってパンクしてました。

パンクは今まで数回ほど経験していますが、道端でパンク修理(チューブ交換)したのは今回が初めて。

慣れない作業で、路肩に砂もあったりで自転車を何処に置いたらよいか逆さにした方が良いかなど戸惑って要領悪い。

この時、金属片を取り除くのにラジオペンチ持って来ればよかったと思った。

指先も冷えてたので作業に1時間ほど掛かっていた。

交換したチューブは、今年2月にタイヤ交換したときにチューブも新しいのに交換しまして、それまでに使っていた古いチューブです。

緊急用に予備として取って置いたチューブなので、これから最低でも20km以上走るので少し慎重に走りました。

予備のチューブはこの1つしか持っていかなかったので、能登海浜自転車道もまだ半分も走っていないので幸先が不安。

とりあえず今日の最終目標は羽咋駅にして、少し離れた所にJR七尾線も走っているので最悪またパンクしたら駅に自転車置いて翌日再開しようとも考えながら走ってました。

能登海浜自転車道を完走して羽咋駅に到着

11時半ごろに能登海浜自転車道を完走。ここから「羽咋駅~能登金剛」までの羽咋健民自転車道に繋がっているのですが、トレースもあるのでどのみち羽咋駅まで走ります。

チューブ交換してからはパンクはしてませんが、羽咋駅から1kmほどにホームセンターがあったので予備チューブあるかもしれないので寄ります。

ホームセンターのコメリに700cのチューブがあったものの、細いタイヤ用(28cまで)の仏式バルブ、太いタイヤ用(38cか40cまで)の英式バルブが売っていたのですが、米式がありません。

携帯ポンプ(パナレーサー)の口は米式、英式と仏式の変換アダプタは家に置いてきたのでチューブ購入しても空気を入れることが出来ない。

家に帰宅して分かったのですが、仏式の変換アダプタはホース口の所のレバーに入っていたと思うのですが何処かで落として無くしたみたいです。幸い、フロアポンプ(同じパナレーサー)の仏式アダプタがありました。

米式バルブのチューブは英式(ママチャリの)より空気が漏れにくく好きなんですが、ホームセンターには置いてなくて自転車屋やスポーツショップ(デポ)でしか見たことが無いので、緊急時の入手性は難ありだった。

なので、何も買わずに羽咋駅に戻ってきた。

時間はお昼12時過ぎ、家に戻ると予備チューブ(古いの1本と新品1本)があるので帰ろうかと迷いましたが、(予備チューブ無いのが気がかりですが)まだ時間あるし2日目に羽咋健民自転車道を走ると家まで100km以上になるで、2日目は走る距離短くしたいなあとも思い、羽咋健民自転車道を走ることにしました。

羽咋健民自転車道は約33km、時速10km程度で走って3時間。日没の時間を考えると終点の能登金剛は夕方になる。

2日目の朝に出発すると、能登金剛から5km先の「(元)世界一長いベンチ」のある富来も行く時間があるのですが諦めました。

羽咋健民自転車道を走行

羽咋健民自転車道は廃線となった北陸鉄道の能登線を利用した自転車道なので全体的に走りやすいです。

旧能登線の駅があったと思われる場所は、公衆トイレなど休憩所になっていて手取キャニオンロードのベンチだけの休憩所と違って良さげ。

羽咋市から志賀町までは海岸沿いを走って、金沢や加賀地方の砂浜の海岸と違って走っていて爽快。

志賀町の道の駅「ころ柿の里しか」で休憩して、そこから国道249号線と並走。

国道249号線と並走してから脚が疲れてきた。白尾IC付近でのパンク修理もあって意外と体力を消耗していたもよう。

米町休憩所を過ぎて、三明休憩所に到着。駐輪場も屋根付きで、バス停のタミーナルにあるような感じです。

時間帯は15時を回っていた。旧能登線はここで終点ですが、自転車道は山を越えて能登金剛までもう少し続く。

ここからは、一般道を離れて山道を抜けて日本海に向かいます。山道に入る途中に罠の檻もあった。

山道への入口付近は雰囲気有ります。携帯の電波も入らないかもしれないので、スマホに保存してた録音していたラジオ番組を再生しながら、熊除けのベルも鳴らしながら走ります。

入口は行って少し進んだ所に池があり、木々が水面に反射して綺麗でした。

道は、落ち葉が多く湿っている。枝も散乱していて、前輪で跳ねた枝がペダルの足に当たる。山越えの道ではありますが、斜度は緩い。

下りになって進んでいくと海がちらほら見えるようになる。

巌門休憩所に到着。能登金剛が見れて絶景。

最後に急な階段を降りて羽咋健民自転車道の終点。

到着時刻は16時。もう30分ぐらいで日没ですが、日本海に沈む夕日も見れそうで丁度良い時間帯。

携帯の電波はアンテナ1,2本になることはありましたが圏外にはならなかったもよう(ドコモ)。

この先は「世界一長いベンチ」がある富来。2日目に来ると時間的に余裕あったかもしれませんが、日も沈む前なのでここが限界。

能登金剛を少しぶらぶら観光

もうお土産屋など閉まっている時間帯ですが少し能登金剛をぶらぶら観光します。観光客もちらほらいます。

下に降りて沈みかけの夕陽見ます。

志賀町は金沢からだと結構な距離なんですけど、そこまで自転車行けた事も相まって「こんな遠くまで来れる自分に感動」して感無量。

道の駅併設の温泉に入って羽咋駅に戻り1日目終了

帰りは、福浦から一般道を走ります。流石に日が沈んだ中を山道のサイクリングロードは走りたくないです。遠回りですし。

福浦港を少し過ぎた辺りの道中

能登金剛から福浦を「石川県道39号線」を走って道の駅「ころ柿の里しか」に戻ってきました。日は沈みましたが夕暮れに染まってる日本海をずっと見ながら走ってるのもいい感じです。

温泉に入って、瓶コーラーがあったので風呂上りに飲んだ。プールもある温泉施設でその割に温泉のみ500円はお手頃。露天風呂もありますが洗い場が少し小さい。

シャンプー・ボディーソープ類も設置有り。

真っ暗な中、国道249号線をひたすら走って羽咋駅に到着。時間は20時過ぎ。

交通量も少しあり、初めての道で暗闇だけど逆に安心感があり走りやすかった。

羽咋駅の駐輪場に自転車止めてライトやサイクルコンピューター、ヘルメットなどをリュックに入れて家に帰宅。

走行距離は125kmでした。

スポンサーリンク

2日目、気多大社に寄って帰路

2日目は金沢駅からスタート。家から予備チューブ2本と米式→英式アダプタも持って来た。

ホームにある無人セブンイレブン(自販機)でブラックサンダーのプロテインとカントリーマアムを購入。

2日目は、デジカメ家に忘れたのでスマホで撮影です

田んぼの付近まで雲(霧)が出てて霜も出てて朝は寒い。

羽咋駅に7時到着。自転車を軽く点検して問題なし。タイヤのスローパンクもしてなくて一安心。

駅にカップ麺の自販機があったのでここで軽い朝食。外のバス停の待機所のベンチで食べます。

羽咋駅を出発。放射冷却で寒いです。日中は20度まで暖かくなるもよう。

電車の中で石川みち情報ネットを見てたら昨日走った「三明休憩所」付近の気温は今朝で0.5度だった。

昨日走った羽咋健民自転車道の序盤の海岸沿いの道が気持ちよかったので、また走りました。

島みたいな場所(長手島)があり気になったので立ち寄った。

港があるだけで特に何も無さそう。朝から釣人もいてのどか。

自転車道は昨日走ったので、戻って気多大社に行った。

今のご時世、神社の入口にあるプレハブの中で検温して通る。中で何か受付もやっていて、よく分からず…窓ガラスの貼り紙見ると「検温はそのままお通り下さい」とあるので、そのまま通った。

プレハブ内の隅にカメラが設置してある。これは立ち止まらなくても検温してるのかな。

軽く散策したので家に帰ります。

自転車道は、またパンクしたら怖いので一般道の国道159号線を走る。

のと里山海道の白尾IC付近に戻ってきてチャンカレでお昼。

ミニサイズを頼んだのですが、カツの大きさがレギュラーサイズと変わらないのかボリューム大きく感じます。

内灘まで戻ってきた。白帆台手前の坂が地味にきつかった。

2日目も内灘で温泉入る。

休憩室から河北潟を撮影

露天風呂はありませんが、内風呂から河北潟が見えてかなり良かった。温泉は茶色でぬめりけがある。

シャンプー・ボディーソープ類も設置有り。

風呂上りはコーヒー牛乳で休憩。畳の大広間あり、このご時世じゃなければゆっくりくつろげそう。

帰宅して2日間が終了。

2日目は朝は霜が出るほど寒かったのですが日中は気温20度まで上がってかなり暑かった。

ジャージの中にロングタイツ、ヒートテック系のインナー、登山用レインウェア(上着)も着込んでいましたが、温泉入った後に脱いでジャージのズボンと速乾性の長袖Tシャツ+登山用レインウェアのみにした。

休憩してると寒いし、自転車漕いでると暑いしで気温差あると服装に困りますね。

2日目は約77km走りました。

2日間を走り終えて

道端でのパンク修理(チューブ交換)は初めての作業で段取りも悪く、家で作業するのと勝手が違うのですが、なかなかいい経験になった。

前のタイヤと一緒に使っていた古いチューブに交換したもののパンクは無かった。意外と持つのかもしれない。

自転車に工具など持ち運んでいるのですがラジオペンチ持って行かなかったので、あると良いですね。チューブに金属片など刺さってると抜くのに使いますし、穴の開いたチューブはパッチで修復して緊急用の予備チューブとして再利用できるので。

サイクリングロードは、千里浜海岸や能登金剛など加賀地方とまた違った雰囲気があり走っていて新鮮でした。

自転車は泥除けと後ろカゴ付けていたので、家から自走して駅に自転車止めて一度帰宅して翌日再開しましたが、電車で輪行して運ぶと1日で回れるのと行動範囲も広がるので、輪行も良いかなと思いました。

来年は輪行して、羽咋駅スタートで富来の「世界一長いベンチ」まで行ってみたいですね。

タイトルとURLをコピーしました